大阪市で大腸カメラ!検査をするまでの流れと注意点を解説
問診票・同意書に記入する
大腸カメラ検査当日、病院に着いてまず行うのが、問診票・同意書の記入です。
大腸カメラは大きな危険を伴う検査ではありませんが、ごくまれに腸内の出血などを引き起こす場合があります。
そういった危険を未然に防ぎ、できるだけ患者さんに負担をかけずに検査を行うため、問診票を用いて、アレルギーや服用している薬、持病、大腸カメラ経験の有無などを確認します。
同意書には大腸カメラ検査の概要や危険性についての説明が書かれているので、よく読んで理解した上で署名をしましょう。
安全に大腸カメラを受けるためにも、不明な点は積極的に確認する姿勢が大切です。
下剤で大腸を掃除する
便が大腸に残っている状態では、うまく大腸カメラ検査を行うことができません。
そこで、大腸カメラをうける前には約2リットルの下剤を数回にわけて服用し、大腸内を綺麗にします。普段から便秘気味という方は、下剤の服用に痛みが伴うことも考えられます。
検査当日の苦痛を少しでもやわらげるためにも、数日前から腸内環境を整える努力をしておくとよいでしょう。
何度か排便し、最終的に水のような水様便が確認できれば大腸の掃除は完了です。
鎮静剤を注入する
鎮静剤とは、意識レベルを下げ、眠っているようなぼんやりとした状態を保つ薬剤のことです。
大腸カメラを入れる前に鎮静剤を注入することで、検査による不安やストレス、実際の痛みや不快感などを軽減することができます。
安全かつ負担の少ない検査のために有用な鎮静剤ですが、検査後は1時間程度の安静が必要であり、当日中は車やバイク、自転車の運転はできません。
検査当日は公共交通機関を利用する、家族に送迎を頼むなどして、帰りの手段を確保しておきましょう。