大阪市で胃の検査をするなら！おすすめなのは胃カメラ？バリウム？

胃カメラのメリット：食道検査も同時に行える

胃カメラ検査ではカメラが取りつけられた管状の検査機器（内視鏡）を口や鼻から入れ、胃の中の状態を観察します。

これにより胃がんや胃潰瘍などの異常を見つけられますが、胃カメラは胃に到達する前に食道を通過するため、食道内部の状態も同様に観察することができます。

このことから胃カメラ検査には食道がんなどの疾患を同時に見つけることもできるというメリットもあります。

胃カメラのデメリット：検査に苦痛が伴う

胃カメラ検査で使用するカメラが取りつけられた内視鏡は、かつてに比べれば細くなり、体内に入れやすくなりましたが、依然として飲み込む際には苦痛を伴い、人によっては強い吐き気を催すこともあります。

また、麻酔や鎮痛剤を使用した場合でもこれらの苦痛を完全に消し去ることはできないため、この点は胃カメラ検査のデメリットといえます。

バリウムのメリット：検査の苦痛が少ない

一般的に「バリウム検査」と呼ばれる検査では、レントゲン撮影を行うことで胃の異常を発見することができます。

バリウムとはこの検査を行う前に飲む胃の写りをよくするための薬で、大量に飲まなくてはならないものの、飲んでしまえば後は通常のレントゲン撮影を行うだけなので胃カメラ検査に比べると苦痛は圧倒的に少ないというメリットがあります。

バリウムのデメリット：バリウム検査では分からない胃がんもある

バリウム検査では胃のレントゲン写真を撮影しますが、この写真では胃の内部をしっかりと確認することができず、写真に写ったわずかな影などから胃がんなどの病気を発見しなければなりません。

これに対して胃カメラ検査では胃の内部を直接確認することができ、病気の発見もしやすいことから、胃カメラ検査に比べると胃がんなどを見つけられない場合もあるというデメリットがバリウム検査にはあります。