大阪市で胃カメラ検査をするときに保険は適応になる?
保険が適応になる場合
健康保険は原則として、確実に生じている体の不調を治すためにかかる費用の個人負担を軽減することが目的となっています。
しかし、その適応範囲には治療費だけでなく検査費の一部も含まれており、条件次第では検査費の自己負担分を大幅に減らすことができます。
胃カメラ検査に限定した場合だと、既に胃やその周辺に何らかの不調が生じており、その治療の一環として胃カメラ検査を行う必要があると医師が判断した場合、保険が適用されることになります。
保険が適応にならない場合
検査の中には治療の一環としてではなく、患者の自己意思によって行われるものもあります。
例えば家族や兄弟に胃がんになった人が多く、自身も念のため人間ドックなどとは別に毎年胃カメラ検査を受けているという方の場合、その検査費用に保険は適用されず、全額自己負担となります。
ただし、自己意思で胃カメラ検査を受けに病院へ行ったとしても、最初に簡易検査を行った医師が胃カメラ検査をする必要があると判断すれば、胃カメラ検査の費用に保険が適用されます。
定期的な検査の重要性
胃カメラ(内視鏡)検査では鼻や口から胃カメラを挿入するので、この検査に苦手意識を持っていて、できるだけ胃カメラ検査を避けているという方も多いでしょう。
しかし、胃がんを患った人の多くは胃にポリープが発生しており、このポリープが後にがんに成長してしまうのです。
胃のポリープや胃粘膜下腫瘍は自覚症状がほとんどないで気づくのが遅くなりがちです。
定期的に胃カメラ検査を受けてポリープの内に摘出してしまえば、胃がんにまで成長すること確率はぐっと下がりますので、胃カメラ検査を受けることはとても重要なのです。