検査の精度が高いと評判の胃カメラ検査をするときの注意点
検査当日までの飲食
胃カメラ検査を行う前には胃の中をきれいな状態にする薬を服用しますが、大前提として胃の中に食べ物が残っていない状態で検査に臨まなければなりません。
そのため、ほとんどの病院では検査を行う前日の夕食は21時ごろまでに済ませるようにし、当日は何も食べずに検査に臨むことをお願いしています。
また、胃カメラ検査では胃カメラを飲み込んだ際に吐き気を催すことがあり、この際の苦痛を軽減するという意味でも当日の食事は控える必要があります。
自転車や車の運転はしない
胃カメラ検査を行う際にはそのままの状態では胃カメラがうまく喉の奥まで入らないことから、麻酔効果のあるスプレーや鎮痛剤を使用します。
これらの薬の効果は検査が終了した後もしばらくの間は続くため、自転車や車の運転は1日程度は避けなければなりません。
このことから、多くの病院では胃カメラ検査を受ける方の車や自転車での来院を控えるよう促しており、胃カメラ検査を受けるための病院選びでは公共の交通機関で来院できることを確認する必要があります。
その他の注意点
胃カメラ検査を行い、麻酔がかかった状態の喉は食べ物や飲み物をうまく呑み込むことができず、30分~2時間程度の間は水を飲むことも含めて食事を控えなければなりません。
また、この程度の時間が経過した後もいきなり食事をするのではなく、少量の水を飲んでみてむせなければ食事をして問題ありません。
一方、胃カメラ検査時に服用する麻酔や鎮痛剤とほかに服用した薬の相性によっては体調不良を引き起こすこともあるため、持病薬を服用している方は検査前に医師に申告する必要があります。