大阪市でも人気の胃検査に注目!器具の仕組みを知ろう

大阪市でも人気の胃検査に注目!器具の仕組みを知ろう

水や空気を送り出すノズル

チューブ状になった内視鏡の中には、カメラやライトなど様々なシステムが搭載されています。

空気や水を送り出すノズルも、その中のひとつです。

水は主に血液などで汚れたカメラを洗浄するために、空気は主に胃の中を膨らませ観察しやすくするために用いられます。

胃カメラの検査中や検査後に、お腹の膨満感や違和感を覚えることがあるのは、主に検査のために空気をいれているためです。

病院によっては、膨満感・違和感を解消するため、空気のかわりに炭酸ガスを用いるところもあります。

中を見る超小型カメラ・ライトガイド

内視鏡に搭載されている機能の中でも、メインというべきは超小型のカメラです。

技術の進歩の結果、9mm以内の細い内視鏡にもカラーかつ高画質で胃の中を映し出せるカメラが搭載されました。

カメラの付近には、暗い胃の中を照らし出すライトガイドも搭載されています。

なお、内視鏡の太さは、口から入れるもので8~9mm、鼻からいれるもので5~6mm程度であり、太さのある経口の内視鏡のほうがより高画質かつ精密な検査に適しています。

組織や異物を回収する鉗子口

内視鏡チューブ内のノズルは、必要に応じて空気や水を送りこむ役割を果たしますが、それ以外にも「鉗子口」という側面も持っています。

例えば、疑わしい部分が見つかった際はノズルの空洞から鉗子などをさしこみ、生検にまわすための組織採取を行います。

その他、ごく初期のがんであれば鉗子口を利用して切除し、検査と同時に処置・治療を行うことも可能です。

鉗子口から利用できる医療器具は、鉗子・ブラシ・注射針など多岐にわたり、その種類は500種以上にものぼります。

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